イラク青年食堂
現在、仕事の関係でシリアに滞在しています。久しぶりのシリアですが、町並みはあまり変わりなく、物価は上昇したかなという印象です。ほかのアラブの国に久しぶりに訪れると、印象が一変するほど新たな建物が立ち並んでいるのが普通なのに、産油国であるはずのシリアがあまり変わっていないのはさびしい限りで、経済政策はもとより、米国一極支配の世界において反米のレッテルが貼られる政治的意味も、少なからず影響を及ぼしているようでした。
ところで、シリアには数多くのイラク人難民が滞在していますが、その中でシーア派が集まるダマスカス市内のサイエド・ザイナブに行ってきました。かつてイラン人で占められていたこの地区には、イラク人の姿の方が目立つようになっています。八百屋で、「ラッギー」とスイカをイラク方言で呼ぶ姿には、感激してしまいました。
90年代にヨルダンにおける私の最もお気に入りのレストランの一つであった「マトアム・シェバーブ・イラーキー(直訳すれば、イラク青年食堂。小生の友人のホカリ氏が日本名命名者です)」というイラク飯屋がアンマン市アブダリーにありましたが、この店は再開発でなくなってしまい、さびしい思いをしていましたが、なんと、ダマスカスのサイエド・ザイナブにおいて、系列と称する同名店を発見しました。仕事の関係上、まだここで食事をしてはいませんが、あまりの嬉しさに店内に入りはしゃいでいたら、ビーツのサラダだけ、ただでごちそうになりました。ノリの悪さもイラク人らしく、中途半端で嬉しかったです。
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コメント
前回書くのを忘れていましたが、11日放送のニュースキャスターで、イラク戦争開戦時にNHKに出演していらっしゃった時以来、大野さんの姿を久しぶりにテレビで拝見させてもらいました。個人的には、もっと大野さんの解説を聞かせてもらいたかったのですが、パレスチナ問題とは何か、中東で何が起きてるのかを、冷静に分かりやすく説明して頂いて、いつも関心しています。日本人は中東問題と聞くと、どうしても宗教対立と捉えがちですが、大野さんがおっしゃってように、パレスチナ問題の原因はヨーロッパにあり、宗教間の対立ではなく政治の問題だという事を、多くの日本人は知るべきだと感じます。
投稿: ゆず | 2009年1月15日 (木) 03時37分