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ラマダーン元副大統領処刑

先般、このブログに掲載したタハ・ヤーシーン・ラマダーン元副大統領が(http://tikrit.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_afbe.html)、20日、処刑されたそうです。

旧政権の処刑者はすでに4人目となりました。旧政権の権力者を裁き、処刑するプロセスは、独裁の全政権の否定(=現政権への正統性付与)につながる効果が期待されますが、現政権の統治能力が問われている中、処刑が現政権にプラスに働く効果はミニマムなものにとどまっているようです。逆に、サッダーム・フセイン元大統領の墓のそばに、戦時中に殺害された元大統領子息ウダイとクサイが埋葬されて、多くの人々の参詣を受ける等、逆の効果も出始めているようです。

ここは、「処刑ありき」で罪を確定させる裁判ではなく、多くの罪を暴きだして独裁政権の負のイメージを強調するか、政権により多くの国民の信頼が寄せられるようになってからでないと、処刑が私刑に見えてしまうのではないかと、危惧しています。

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