新刊書のお知らせ

本日、「オバマで変わるアメリカ 日本はどこへ行くのか」がアスペクト社より刊行されました。

この書は、真面目にアメリカの行く末と国際社会を論じる必要があるという森本先生との議論に始まり、せっかく書籍で世に問うのであれば、「季節もの」で終わることなく、しっかりした執筆陣を集め、仮にオバマ大統領が読んでも、時間の無駄だったと思われないようなものにしようという無謀なトライアルという位置づけ仕事をしたつもりです。

よろしければ、お手に取ってみてください。

小生以外の執筆者は以下の通りです。

森本 敏
久保 文明
リチャード・クー
伊豆見 元
前田 宏子

| | コメント (4) | トラックバック (0)

放映のお知らせ

先月の後半に北イラクとシリアに行ってきた様子の放映日が判明しました。

恥ずかしいこともあり、放映前に出演番組をお知らせするのは初めてのことですが、今日、スタジオ収録をしているときにスタッフの方から、「ブログ見てます」と言われ、「これは番宣した方がいいかな」と政治的判断をするに追い込まれましたので、お知らせします。

2月21日22時10分より

NHK-BS 「地球特派員」

一言:自分のロケの模様をスタジオでみんなで見るのは、とても恥ずかしいものでした。スタジオには、米政治の中山先生や中東政治の高橋先生も参加され、特に中山先生がMCをされ、緊張の様子がありありと伝わってきたのは、中山マニアには必見です。Umayyadstuff

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハマースの勝利?!

ダマスカス空港に向かう途中、飛行機に送れるかをひやひやしながら、イスラーム抵抗運動(ハマース)の事務所に立ち寄り、アブー・マルズーク政治局員に会ってきました。

アラブの諸紙では、ハマースの勝利を喧伝する記事も目立ちますが、アブー・マルズークもユニークな視点からハマースの勝利を強調していました。

彼によれば、第一に、イスラエルはガザ侵攻の目的を達成できなかった由で、その目的とは、(1)ファタハへの支持とハマースからの離反促進、(2)ガザ再占領、(3)2月10日のイスラエル総選挙における与党の支持獲得、(4)ハマースの武装解除としていました。しかしながら、彼によれば内政上の支持獲得を含めてイスラエルはその目的を達成できず、停戦直前までミサイル発射を停止できず、密輸も停止できなかったのであり、イスラエルの敗戦はつまり、ハマースの勝利を意味するとのことでした。

第二に、極めて疑わしい主張ながら、戦闘においてもハマースは勝利をおさめた由でした。彼によれば、ハマース側の被害48名に対しイスラエル兵は80名死亡しており、イスラエルは戦線を収拾できずに米国経由で停戦を模索したとのことでした。

最後に、ハマースは国際的な支持を勝ち取ったと強調していました(この点については、小生も同意見です)。国際社会はガザ侵攻を契機に人道的観点から対イスラエル批判を強め、欧州諸国は即時停戦に動きました。また、彼によれば、2か月前にアラブ諸国はファタハ支持でまとまっていたのに、今回の戦闘を契機にシリア、スーダン、カタール、アルジェリア等がハマース支持を打ち出し、西側諸国もこれを機会にハマースと公式に接触するようになったとのことです。

小生は「アラブの統一」が成し遂げられずに、アラブ諸国はまた失望感を味わったのではないかと質問したのですが、アブー・マルズークによれば、ファタハ支持でまとまっていたアラブ世界にくさびを打ち込み、分断をもたらしたのはすなわち、ハマースの勝利であるとのことでした。

彼によれば、ハマースは抵抗を通じて勝利を得た由ですが、パレスチナ人の命と引き換えに、イスラエル与党が選挙の票を得、ハマースが支持を伸張させたとすれば、それは勝利なのか、はなはだ疑問です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

若者たち

今日はシリア最後の日ですが、これからハマースの幹部と会う予定です。

中東世界における変化の中で、若者たちの感覚は大きく変わっているようで、それをジェネレーション・ギャップと済ませるには余りにナイーブな気がしてなりません。

シリアにおける論調は全面的にガザ地区に対するイスラエルの攻撃を非難し、人道的な団結を呼びかけるというものです。我々が遭遇したいくつかのデモにおいて掲げられた旗等も同様の趣旨で、「イスラエルによる虐殺を許すな」という趣旨のものが多かったように思われ、興味深かったのは、シリア在住のシーア派系慈善団体による「ガザはもう一つのカルバラー(殉教者イマーム・フセインが虐殺された場所)」というバナーでした。その他に「ガザに勝利を」といった旗もありましたが、デモに参加した小中学生と話をすると、「シオニストとは徹底的に勝利するまで戦う」等の威勢のいい回答が多く、イスラエルの圧倒的な軍事力を前にフラストレーションをためているであろう彼らが、そのまま大人になることは懸念されます。

イラク北部のクルド地域においても若者たちの感覚は、かつてのクルド人たちとは異なるようです。多くの大人や政治家たちが、「クルドの独立は不可能である」としているのに対し、若者たちは独立は当然の主張だと感じているようです。すでに指摘したとおり、ほとんどのクルドの若者は、イラク人であるにもかかわらずアラビア語を理解せず、米国、戦争、中東諸国との連帯といったアラブ・中東世界を語る上でカギとなるいくつかの事項に対して、多くのイラク人やアラブ人と異なる感覚を有しています。彼らがクルド社会を担う時に、独立に向けた「時限爆弾」は爆発するのでしょうか。また、現在マーリキー首相が強く主張している「イラクの統一を確固たるものとするための」憲法改正が動き出すとき、彼らはどのような反応を示すのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

初めてのロケ

今回のシリア、イラク行きは2月21日にNHK-BSで放映される予定の地球特派員の取材でした。地球特派員はすなわち私で、ナレーションまで私が付けるそうです。

スタジオの外でのインタビュー程度はありましたが、いわゆるロケというのは初めてでした。

「大野さん、歩きながらつぶやいてください」、「大野さん、ここは地元の人に語りかけてください」云々と、考えれば笑ってしまうような迷演技でした。

Loca Loca2

しかも、アラブですから、ハプニング満載です。
徹夜で北イラクからアンマン国際空港、そしてシリア国境まで来て、「今日は寝ましょう」と言っていた矢先に電話が入り、「外務次官が待っている」と連絡が入ったり、撮影をしていると人が群がるのは当たり前、インタビューをしている人物以外が口をはさんで言い合いになったり、更にはレポーターが勝手に店に入ってつまみ食いしたり(これは私です)、ディレクターが食べなれない羊を食べて以来、突然羊嫌いになったり。。

そのロケも明日で終了、帰国の途につきます。スタッフの皆さん、わがままな大野につき合わせ、お世話になりました。
Loca3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

彷徨う

今回の旅ももうすぐ終わろうとしている。
中東に来るたびに、いろいろなことを考えさせられる。

今回強く感じたのは、中東の人々は彷徨っているということ。

今回の旅はちょうど、イスラエルのガザ侵攻と重なった。ガザ情勢については中東諸国に詳細に報道されていたが、冷戦後の世界では、もはや統一されたアラブの立場などというものは存在せず、ドーハにおいて開催されたアラブ首脳会議には、多くの国が出席しなかった。サウジアラビアでは抗議活動を抑制する政府の動きが始まり、エジプトは、ガザ地区と接する国でありながら、占領地の封鎖を続け、人道的な見地から批判を招いた。国民の間でも同様で、2005年のレバノンにおけるヒズボッラーが勝利を宣言した際とは大きく異なり、ガザの惨状に大きな同情が寄せられながらも、ハマースに大衆の大きな支持が集まったようには見えなかった。米国は大統領の交代の時期に当たったこともあり、今回の危機の主役の一人には見えず、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国の外交努力の方が目立ったようであった。各国がそれぞれ独自の利益を見出そうにも、頼るべき軸は見えない様である。

経済面では、世界的な景気の後退と物価高が庶民を苦しめている。シリアの物価は7年前よりも倍近く上がったように感じられ、かつてにぎわった有名店でも閑古鳥が鳴いている。厳しい中で宗教に助けを求める兆候は継続しているようだが、一時期よりもその勢いを感じない。

新しい米国大統領への期待も、その人事やガザ危機に対する沈黙を通じ、就任時には疑いの色が強くなっていた。イラクにしても、多国籍軍の撤退は歓迎するとしながらも、その先が見えないまま、来るべき空白を埋めるための政治家たちの争いが目立ち始めている。今週、シリアを後にしてイラクに向かったイラク難民、アブー・アフマド一家が定住するはずのバグダード市アーザミーヤでは、一昨日、イスラーム党事務所を狙ったとみられる自動車爆弾により4名が死亡した。彼らにとっては難民生活を続けることもつらかったはずだが、帰国してもそこはまだ安定したとは言い難い祖国である。

今日会った学者が言っていた。「ブッシュとイスラエルの中東全域に対する陰謀は失敗した」と。仮にそうだとしても、その後の中東世界が目指す先は見えない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北イラク雑感

北イラクから出国しました。あっという間の滞在で、できなかったこと山盛りでしたが、19年ぶりのエルビールは大きく様子を変えていました。

オバマ大統領の就任式は、クルド人が集まる喫茶店で一緒にジャジーラ放送による中継を見て、彼らと意見を交換しました。以前紹介したブッシュ大統領の任期終了を喜ぶ声は、クルド地区ではほとんど聞かれないのは、予想したとは言え、驚きでした。半分くらいの人々は、「ブッシュは独裁者から我々を解放してくれたのだから、いい大統領である」との意見を有していました。このような意見は、ほかの中東諸国ではなかなか聞かれないものです。それにもかかわらず、半分以上の人々は、オバマ政権が中東全体の紛争に変化をもたらすのではないかとの期待を抱いているようです。

その一方で、ブッシュ政権の任期に関する意見交換をしている際に、喫茶店全体を巻き込む議論を仕掛けた若者がいました。彼曰く、「独裁者サッダームにせよ、所詮米国の手先として働いていたことがあり、イランに戦争を仕掛けたではないか。ハラブチャでクルド人が虐殺された時、米国は沈黙を守ったではないか。初戦は米国の政策に我々は振り回されているのだ。」これに対して、多くの人々が、「それでも誰が独裁者からクルドを救ったのか。」等の意見が飛び交ったのです。最後に一人が、「だれにせよ、クルド人の権利を認めてくれる大統領が必要なのだ。」と述べていました。

クルド地区の人々の意見が他の中東諸国と異なるのは、対米姿勢だけではありません。街中では、イスラエルによるガザ侵攻を批判し、パレスチナ人との連帯を求める、ほかのアラブ諸国でよく目にするような幕や運動は見られませんし、新聞もガザにほとんど注意を払いません。この点をクルド民主党(KDP)の政治局員にぶつけてみると、彼は、「正しいアプローチではないが、サッダームがクルド人を虐殺した時、ただ一つのアラブの国もクルドへの連帯を示さなかった。最悪の虐殺を経験した我々ではあるが、このようなアラブの過去の態度に鑑みれば、ガザを支援する気にはならないのだろう。」と述べていました。

やはり中東は複雑です。クルドの人々が異なるのは、政治的立場にとどまらず、イラクという国内にいるにもかかわらず、ほとんどの若者はアラビア語を話しません。クルドは新たな問題となる可能性と、新たな共存の可能性を示しているのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クルドの部族

エルビール滞在は早くも2日目を迎えたが、やはりこの地は、大都市であるにもかかわらず、今でも部族色がきわめて強い。

頭に巻くスカーフやその下にかぶるものは、部族により巻き方やデザインが異なり、たとえば、自治政府大統領の所属するバルザーニー一族のそれは、Barzani白いかぶり物で、スカーフはそのはじを少したらすのが普通である。

その後、膝の上でスカーフを巻いて形を整え、それをかぶれば、バルザーニー一族の一員の出来上がりである。

Hat Barzani2  ちなみに今日は、バルザーニー一族のある家族に夕食を呼ばれて行ったが、延々とペシュメルガ(クルド民兵:死を恐れぬものという意味)として英雄ムッラー・ムスタファ・バルザーニーに従った彼らの父親の話を聞かされた。

1947年、イランに設立されたクルドの共和国、マハーバード共和国が短命に終わると、イラクから参画して国軍司令官となっていたムッラー・ムスタファはイラク北部に戻るが、イラク国内に居場所がないことを理解すると、支持者たちと共にソ連に亡命する。この508名の支持者たち(ソ連に到着したのは501名)の一人が、彼らの父親ベクであり、それは彼らの大きな誇りなのである。彼らの父親はその後、長年ペシュメルガ活動に身を投じ、山岳地帯でイラク軍を苦しめ、最終的には年老いて、イラク政府の許しを得て故郷に戻り、隠居生活を送る。

Wajba 一通り彼らの話を聞いた後(全部で5時間半にわたった)、豪華な食事となった。

座らされたのは、長老が座る奥の席で、食べ始めるのは私からだ。少しすると、しきたりに従い、別の場所で食事をしていた最年長の女性、つまり彼らの母親があいさつに来る。彼ら一族はほぼ隣同士に住み、毎日、母親にあいさつをし、なにも用がなければ実家で食事をする。

Wajba2 そして、「わが部族がお前の安全に責任を負うのだから、云々」と口上を述べられて、最後はお礼をして辞去した。

なんとも微笑ましいが、毎日続くと、面倒なしきたりでもあった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北イラクにて

やっとの思いで、今日の朝、イラクのクルド自治区の首都エルビールに到着しました。北イラクに来るのは19年ぶりで、町が大きく発展し、ものもあふれているのには驚かされています。かつてはシタデルを中心にこじんまりとまとまっていた町は、外側に大きく膨れ上がっていました。

Qaraa_2 イラクの中でも最も安定している地域の一つであるエルビールの治安状況に目に見える不安はなく、警備状況も手薄で、これでいいのかなと思わされるほどでした(と言っても、イラクへの旅行をお勧めしているわけではなく、旅行の検討に際しては、外務省の渡航情報等を参照してください)。 ちょうどこの町で、オバマの就任式典を迎え、アラブ風のお茶屋で式典の様子を眺め、お茶屋の人々にいろいろ聞きまわったのですが、さすがに親米的で、他のイラクの諸都市をよそに「わが世の春」を謳歌するクルド地区の人々、ほかの多くの中東諸国とは異なる反応を示しており、興味深かったです。 ブッシュがいなくなることへの感想を問うと、「サッダームを倒したのだから、誰が何と言おうと、ブッシュは正しかErbiljadid ったんだ」、「ブッシュの対イラク政策は間違っていたが、対クルド政策については大正解であった」等の答えが多かったように思われました。

オバマ新大統領に対しては、ブッシュ時代よりも良くなると考えている人が多いようですが、その根拠はあやふや得、どちらかというと印象にすぎないという感じを受けましたが、理由としては、「新しい波を作り上げている」、「戦争の大統領であるブッシュから、平和の大統領になるんだ」等の意見がありました。 これに対して、若い新聞記者を名乗る人物は、「そもそもサッダームも対イラン戦争等で米国の手先にすぎなかった。米国は自国の利益で動いており、ブッシュはやはり悪い」と述べ、お茶屋の中のクルド人の間で言い合いになっていました。

また、オバマ新大統領が就任演説でイラクやアフガニスタン問題に触れながら、ガザ情勢に言及しなかったことについては、「まだ新しい大統領なのだから、今後の政策を見る」等の意見が多数派でした。 そもそも、クルド地区はアラブや中東・イスラーム諸国との延滞意識が希薄なところで、想像通り、ガザに対する関心は極めて低く、中東でも珍しい地域です。町中でも、ほかの中東・イスラーム諸国にあふれているガザとの連帯を求め、支援を促すような掲示は一切見られませんでした。

こんな中東が存在するのもまた、現実です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

敗戦

北イラクに向かったはずの小生は、いろいろトラブルがあり、まだダマスカスで、本日、再度イラク行きをチャレンジします。

さて、ガザで停戦が成立しました。

イスラエルによる一方的停戦は、内政により戦争を行うのが常のイスラエルの総選挙をにらんだものと考えられます。もしかすると、国際的批判にもかかわらず国内世論の戦争支持の高まりを受けて、当初の予定よりも戦争は長引いたのかもしれません。

いずれにせよ、一方的停戦により、国際社会の批判をかわし、死に体化したブッシュ政権の下で圧力をかわし、オバマ就任時に「イスラエルの戦争を支持するか否か」という切羽詰まった質問に直面させず、与党にとり有利な状況を作り上げるという意図は達成され、また、この後でハマースによる攻撃が深刻化すれば、停戦を宣言したイスラエルの側に正義はあるという環境は整えられました。

ハマース側のダメージはひどいようで、シリアの新聞を見る限りでは、1週間以内のイスラエル軍のガザ地区からの撤退および人道物資受け入れのための国境開放を条件に停戦を受け入れるようです。前者は、選挙をにらんで派遣部隊に死者を出したくないイスラエル側が考えているラインに合致し、後者は、エジプトとの協議により達成できることですから(すでに昨日から協議を開始)、当初、完全撤退、国境開放、制裁解除を停戦の条件としていたハマースがより現実的な条件を示したと考えることができる、つまり現時点では停戦に前向きと考えることができると思われます。

さて、この戦争、どちらが勝ったのか。当然、イスラエルは、「目標以上のものと達成した」との立場を変更しないと思いますし、ハマース側は圧倒的な勢力差のあるイスラエル軍を前に、生き残ったことこそ勝利で、また人道の勝利も叫ぶことでしょう。おそらく、ここでは明白な敗者は存在しないと思います。

ただし、アラブ諸国は敗者だと思います。湾岸戦争以来の米国の一極支配の下でのアラブの混乱は、現在でも同じ状況で、ドーハの首脳会議からサウジやエジプトが抜けたばかりか、レバノンまで出席しませんでした。エジプトに関しては、国境封鎖の当事者であり続けたのです。アラブの分裂は今回も深刻でした。また、それに対する民衆の不満がどこに向かうかは危険なようにも思われます。エジプトをはじめとする国々の今後にさらに留意すべきでしょう。

さて、敗者といえば、写真の御仁、「戦争の大統領になりたい」といった方ですが、シリアの新聞では「約束された夜明けまであと2日」、「あと1日」、と期待と共にカウントダウンが始まっています。

Bush

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«イラクは遠くなりにけり